「避難所に間仕切りを!-支援のデザイン。そのデザインの支援。」
国際的に活躍している建築家の板茂(ばん・しげる)さんのVANが、各地の震災等避難所に、プライバシー保護を目的のひとつとした「紙管を用いた避難所用間仕切り(PPS4)」を設置する活動をしています。
今回の東日本大震災では6月末までに、1600セット超もの設置がおこなわれました。
しかしながら、一方で、未だ何の間仕切りもないようなところで生活をしている人々がいるという現実もあります。
そこで、この事を少しでも改善したいという思いから、私たち、札幌在住の建築関係者やクリエーター等有志によるVAN支援札幌プロジェクトは、非力ながら、以前より支援を呼び掛けていました「紙管を用いた避難所用間仕切り」の設置活動という「支援のデザイン」をさらに多くの人々へと紹介し、その活動の支援を北海道で暮らす人々にも、あともう少しだけお願いしてみようという企画を行いたいと考えました。
開催日時:2011年7月4日(月)13:00〜21:00
7月5日(火)10:00〜20:40
場所:sapporo55ビル インナーガーデン(紀伊国屋書店札幌本店1F前)
札幌市中央区北5西5-7
共催:VAN支援札幌プロジェクト 竹中工務店
協賛:資材提供
紙管:北海紙管
カーテン:シンコール
協力:Volunteer Architects Network ボランタリー建築家機構
紀伊国屋書店
■関連トークイベント
7月4日(月) 19:00〜
定池 祐季さん(北海道大学 地震火山研究観測センター助教)
野村 理恵さん(北海道大学 大学院工学院 建築都市デザイン専攻 助教)
奥尻島で1993年の北海道南西沖地震を経験した定池祐季さんを招いて、被災者の視点や
「災害文化の形成」研究から、そっと行う「支援のデザイン」について考えます。
7月5日(火) 19:00〜
三宅理一さん(建築史家 藤女子大学 教授)
板茂さんのVAN(ボランタリー建築家機構)と共に紙管を用いた避難所用間仕切り(PPS4)設置活動を行ってきた建築史家の三宅理一さんを招き、その活動報告と限界におけるデザイン生成についてお話ししてもらいます。
是非、お立ち寄りください。
弊社も微力ながら、協力させていただいております。
株式会社コウド一級建築士事務所 前川尚治
posted by code at 10:32
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